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月別アーカイブ: 2026年6月

健’s blog vol.5

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左半身が不自由である私は、このような、中央に手すりのある階段を見かけると、まるで宝物を見つけたような喜びを感じます。

階段というものは、ほとんどの場合、片方の側面だけに手すりが付いております。

例えば、下側から見て、右側面だけに手すりが付いている階段を想定して話しますと、
私は右腕だけが動くので、上る時のみ、手すりを用いることが出来ます。
下りは、私は左腕が動きませんので、手すりは使えません。
ですので、右腕の手のひらから肘までを右側壁に水平に付け、右腕に体重を預けながら慎重に段を下りることになります。

この際、なんらかの拍子で手を滑らせてしまったら、私は階下へ転落し、あの世にコロリと旅立つことでしょう。

けれども。
もし、この写真のような、真ん中に手すりのある階段だったならば。
上りと下り、両方の移動で手すりを使うことができるのです。
おかげで転落せず、生き延びることが出来ました。

ただ単に真ん中に手すりが付いている。
ただそれだけのことが、私の命を救ったのです。なんというありがたさ。

しかし、残念ながらこのタイプの階段はきわめて珍しく、人通りの多い、ごく限られた場所にしか存在しません。

もし旅行先で見かけたら、それだけで心躍ります。

最初に申し上げた『宝物を見つけた心持ち』とは、まさにこれ。

転落を防ぎ、われわれ片麻痺患者の命を守る、この便利で優しい階段が、
我が国にもっと増えるよう、切に願う今日この頃であります。

今年も開店!

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いよいよ今年も「ベランダ居酒屋」を開店します!
梅雨時期で、夜はまだまだ少し肌寒い日もありますが今年も、居酒屋オープンしました(^_^)/~
野菜(キュウリ、スナップエンド)もぼちぼち収穫出来てます(^_^)v

健’s blog vol.5

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『片腕1本で出来ないこと』とは、何だろう。
と、左腕が動かぬ私は、最近考えるのです。

たとえば着替え。これは慣れてしまえば問題ありません。

たとえば料理。全然出来ます。ただしタマネギの皮剥きなどはどうしても時間がかかりますので工夫が必要です。

たとえば車の運転。
これも可能でしょう。半身麻痺でも免許を持ち、運転している人はたくさんいます。要は慣れの問題なのだと思います。私も3年前までは片腕で運転しておりました。

たとえば子育て。
これは私が現在進行形で実践中です。
100%出来ているかと問われれば首をかしげるところですが、四苦八苦しながらも右腕ひとつで頑張っております。

…さて、私には、当施設の利用者でもある、O氏という友人がおります。
彼も、私同様、半身麻痺であり、普段は車椅子で生活しています。
彼は片腕で生きる身でありながらも、様々なことを活発に楽しんでいます。休日は私と共にバス旅行に参加して酒を飲んだりしますし、ボウリングに行ったりします。
音楽を愛し、片腕でハーモニカやギターの演奏をこなします。
夏は市民プールに行き水泳も楽しんでいるようです。

なんという不屈の精神。

彼を見ていると、身体に障害があろうが無かろうが、あらゆることに挑戦せねばならないのだと、頭が下がる思いです。

もし、これをご覧になっている、
体が不自由な方がおられましたら。

「自分はだめだ。体が不自由なんだ」と言って、物事をあきらめてしまわないようにしてほしいのです。

ぜひ、私と一緒に頑張ってみませんか。

健’s blog vol.3

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今回は、足首について、少し話してみようと思います。

皆さんは、お風呂に入る時、床に立った状態から、浴槽をまたいで入っていますか?入っていますよね。通常、そのように入るはずです。

その時、またいだ方の足の裏は浴槽の底に水平に着地していると思います。

この時、もし、あなたの足首の動きが鈍かったら。
またいだ際、浴槽の底へ足の裏を上手く着地することが出来ず、足をくじいて湯船に倒れ込み、あなたはたちまち溺れてしまうことでしょう。くわばらくわばら。

麻痺側の足首が全く動かぬ私は、そうならぬよう、浴槽の真横に、このように椅子を置き、あらかじめそれに座り、先に足を湯船に入れ、足裏を水底に接地させたのち、身体を湯船へ移動させて入浴します。
出る時は、湯船から椅子へ座り直し、体を回転させて立ち上がります。

毎日がこれなのです。
「それだけのことか」と思われることでしょう。
とはいえ毎回ともなると、やはり面倒であり、ありていに言えば、全くもって無駄な手間だと感じます。

足首の動きがあなたにもたらす恩恵は、他にもたくさんあります。
たとえば、歩く時。たとえば、しゃがんで物を拾う時。たとえば、階段や段差の上り下り。
日々の自分の動作を思い描いてみると、足首を曲げて行う動作は意外と多いことがわかります。
人は皆、無意識に、足首を大いに使いこなして生きているのです。

今まで通り、お風呂に今まで通り入り続けたいと思う方。歩き続けたいと思う方。
ぜひ、足首の鍛錬を日課に取り入れてみてください。
鍛錬と言っても、椅子に座った状態で、膝を上げてクイックイッと足首を曲げる。そんな単純な運動の繰り返しでも良いのです。

私のように面倒な入浴方法になってしまう前に、健康で柔軟な足首の維持につとめてみませんか。

せっかくのお風呂で溺れてしまうその日が来る前に。
あなたに出来ることは、きっとたくさんあります。